最後の言葉 M2 鈴木

1.取り組んだ内容

プチコン部ゼミでは3DS用ソフト、プチコン3号を用いて横スクロールシューティングゲーム「ウェーヴちゃん」を制作しました。

2.よくできたところ

ウェーヴちゃんではおよそ10種の敵と5体のボスを用意することができたのでそれぞれのステージに特徴を感じられる造りにできたと思います。また、事前に保存しておいたBGのデータを読み込むことでステージ毎の背景も表現できたことは自分でも良くできたことだと自負できます。

ボムの挙動は段々と加速するようになっていることと、毎フレーム僅かなダメージが入る計算になっていることから、近くで撃つほど高火力になり、意外にも攻める程稼げるいい感じのバランスに整ったことは嬉しいです。

3.うまくいかなかったところ

良くできなかったと思う所は幾つかあり、1つは、敵弾の移動にはSPANIM(スプライトに使用する画像を切り替えたり、スプライトを指定した位置に移動、回転させる命令)を使用しましたが、これによって、敵弾の動きが直線的なものに限定されてしまったことです。SPVARの内部変数にもう少し余裕があれば、山なりに飛ぶ弾などもう少しバリエーション豊かな攻撃を考えられたかもしれません。

2つめに、敵弾の生成に同じ内容のプログラムを繰り返し書いてしまったことです。直接動作には影響しませんが、プログラムの内容は無駄に長く、見辛くなってしまいました。これはユーザー関数を定義できるDEF命令を用いることで改善ができると考えています。(画像の226行目、PSRTRNはI番の自機ショットを画面外に戻すユーザー関数)

4.卒業制作を通して

卒業研究を通して、改善点は多いですが、プチコンを使って満足いくプログラミングができました。サンプルを見るのみで一切活用されることのなかった我がプチコンmkⅡ(800円)の供養にもなったと思います。南無

余談

ポスターの背景は、DSの上下画面を使用するXSCREEN命令を活用しプチコン上で描画しています、いいかんじ。

ある日に制作に行き詰まり、気分転換に関係ないミニゲームを作ってみました。ATARIのミサイルコマンドのようなゲームです。殆どをグラフィック描画(線や円を画面上に描く)命令で実現し、それっぽい雰囲気を醸し出しています。実は公開しているウェーヴちゃんプロジェクトファイルに同梱してあります。

5.かいたひと

M2A1 鈴木

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